■今年も孫たちと一緒に、静岡ツインメッセで開催の静岡ホビーショーに行ってきました。お天気にも恵まれたせいもあるかも知れませんが、見学者がやたら多く、昨年より30%位は多いのではないかというのが第一印象でした。
■近年は、静岡市などがホビープロモーション活動に力を入れているせいか、グランシップでもトレインフェスタが同時開催されたりしたようで、例年になく盛り上がっていたように思います。また夏場には静岡東駅前に剣を持った超大型のガンダムが展示されるということもあり、マニアの人たちがバンダイコーナーに集中し、見ることさえできない状況でした。
■おもちゃの業界も2008年のサブプライム問題に端を発した金融不況の影響をまともい受けたようで、この世界もデフレ化による安価な製品が増えているように感じました。特に今年は、子供の情操教育に役立つ、魚の動きをするロボット・人間や動物の体内が透けて見えるような教育用玩具が目につきました。また、ラジコンで動く電動ヘリコプターなどの出展メーカーが増え、さらに小型化・安定化が進み、メーカー間の競争も激しくなっていることを目の当たりにしました。さらに歴史ブームの影響もあるのか、日本の名城の組み立て模型もやたら目につき、あまりのリアルさに思わず見入ってしまいました。
■最後に全国から集まる模型クラブの人たちの力作が多数展示されているブースを見て回りましたが、精巧な作りの模型を見ながら、趣味の世界の奥行きの深さに感心しながら見学会場を後にし、これまた恒例の焼津魚センターでの買い物に向かいました。